大学生のTOCfE

このエントリーは、TOCfE Advent Calendar 2015の9日目の記事です。
昨日のエントリーは、たのっちさんの”君はその障害を取り除けるか”でした。

こんにちは、本日担当する土井柾輝です。

みなさんがTOCfEのツールについて詳細な解説をしてくださっているので、自分はツールについての説明は割愛して「じゃあそのツールを使って結局どうなったの?」というところを少し書きたいと思います。

僕は1年ほど前から、“TOCfE@法政大学”という形で学生向けにfEのツールの勉強会を月に1度開いています。学生向けとはいっても社会人の方も学生の学びを支援する形や一緒に勉強する形で参加してくださっています。TOCfEを学んでいる方々はほとんどが社会人の方で、それ以下の世代で学んでいる人はほとんどいないのが現状です。しかし、そういった社会人の方々からは、「大学生のころから知っていれば・・・」という声をよく耳にします。そこで僕たちは大学生向けに身の回りの問題を取り扱いながらツールを学ぶことで、自ら考え行動できる大人になることを目的として大学生コミュニティを立ち上げました。

 

今回はそういった活動の中で実際にあった、この寒い季節にぴったりの少し心温まるSさんのお話を書きたいと思います。

Sさんは初回からずっと継続して勉強会に参加し続けてくれているのですが、この参加した1年の間で1つ大きな変化が身の回りで起こったと教えてくれました。それは「父親と会話ができるようになった」ということでした。

 

Sさんのお父さんはいわゆるバリバリのサラリーマンで、仕事人間。そんなお父さんとの会話は基本一方通行、Sさんは父親の言うことを聞くのみ。反論は許されず、何を言っても論破されるのでSさんは父親と進路などのまじめな会話をすることが億劫になり、真剣な話をすることは少なかったそうです。そんなある日、Sさんは僕との会話の中で「父親のことを本当に尊敬している」といいました。「最近父親とよく話すようになったのだけれど、話してみると父親のことがよくわかった。父親みたいな人間になりたい」

そんな状況の転機となったのは、本人曰く「継続的にブランチを書き続けたこと」。ブランチというのは、fEのツールの1つですが、Sさんは大学での勉強会が終わった後も個人で継続的にブランチを書き続け、練習していたそうです。「書き続けたことで、一旦立ち止まって物事を考えるようになった」と彼は言っていました。父親からも、「話し方が変わった、言っていることに納得できるようになった」と言われたそうです。今ではきちんとお父さんは息子の話を聞いてくれるようになり、一方通行の会話はなくなりました。Sさんは「本当に相手の立場になって考えることを知った」と言っていました。

以上がSさんの話です。いかかでしょうか。

二十歳を過ぎて父親と分かり合う…個人的にものすごく感動しました。

他にもTOCfE@法政大学のコミュニティでは様々な学生が学生らしいテーマで毎月楽しく学んでいます。Sさんの他にもある学生は就活で話に説得力があると褒められたと言い、またある人は自らの納得いく進路決定が出来たと言います。

 

全国で様々な勉強会が行われていると思いますが、こうしたことが大学生コミュニティでは起こりました。ツールを学んだことで様々な変化が起こります。興味ある方は1度勉強会に足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

 

(以下個人的な感想です。)

僕がこの1年間学生コミュニティをやってみて思うのは、このTOCfEというツールは「自分に自信を持つ」ということを手助けしてくれるものだということです。上記に挙げたような例などはすべて学習者のそもそもの力であってツールの効果ではないと思います。ツールの効果というものは、普段うまく使えない・表現できていない自分の中にある自分なりの考えや答えというものを最大限に引き出すところにあると考えます。その結果自分に自信が持てるのだと感じます。自分で自分にYESといい続けることが出来る学生は、きっと胸を張って「充実した学生生活を送った。」と言えるのではないでしょうか。それはまたどのライフステージでも共通のことかなと思いました。

 

TOCfEを日常の中でこんな風に使ったよ、というお話を聞けるイベントが12月19日(土)、秋葉原で開催されます。

【東京開催】日常系非日常TOCfE ~日常の中でちょこっとやってみたこと言う会~

同じく、TOCfE@法政大学も次回は12月21日です。

TOCfE@法政大学

 

興味あるかたはぜひ!

 

次のエントリ

明日の TOCfE Advent Calendar 2015 10日目は、再びたのっちさんです。クラウドの話をお書きになるとか…1日おきで書くなんてパワフルです!

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大学生のTOCfE」への1件のフィードバック

  1. ココに書かれいることは、TOCfE@法政大学の活動における、最大級の成果だったと思います。
    この話を、Sさんから聞いたとき、ブルッと震えたのを覚えています。

    いいね: 1人

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